不登校からの高校進学② 通信制か全日制か

小中学校と不登校や行き渋りを経験した後、全日制高校への進学を選んだ娘。終業式を終え、成績表も持ち帰った。正しくは成績表は後日郵送されるのだけど、子供たちにも事前に配布されるらしい。高校一年生の単位をすべて履修。ホッとした。遅刻早退数日、欠席は年間で一週間ほど。多いのかもしれないけど、中三のほとんどを登校することができなかった娘にとっても、学校行きたくない娘と格闘してきた私にとっても、申し分ない結果である。本当によく頑張った。不登校を経験していても、高校へは通える子もいるのだ。自分で選んだ学校という部分はかなり大きいと思う。それでも娘にとって学校という場所には苦手意識があって、二学期の途中はしんどくて、もう無理なのかもと何度思った。本人の頑張り、周りの支えで乗り切った一年。もう何も心配はしていない。これからも壁はいくつもあるだろうけど、将来を見据えて頑張る娘の姿は頼もしい。

さて、いまでこそ行き渋ることなく登校している娘だが、高校受験期の中三はほとんど登校していない。発達障害の二次障害の症状もあり、今振り返ってみても勉強どころではなかった。その後秋冬に向けて徐々に元気を取り戻した娘だけど、夏休みの終わり頃はまだ、受験は通信制高校一択だった。しかし娘の場合、なんとか登校できていた中一の時にはすでに行きたい公立高校があったため、そのまま通信制高校へ進学したら後悔するのではないかという思いが私にはあった。もともと行きたいと言っていた高校のオープンスクールへ行った帰り、お昼を食べながらじっくり話すと、「やっぱり〇〇高校受験したい。」と、もともと希望していた公立高校へ挑戦したい気持ちを教えてくれた。中二の後半から学校への足が遠のいていた娘は、皆のように評定がついていないから落ちるかもしれない、受験さえ許してもらえないかもしれない、当日点数が取れたとしても欠席多いから無理、と不安も話してくれた。受験する権利は誰にでもあること、行きたいのに受験しないと後悔すること、チャンレンジすることに意味があること、合格してもし通えなくなったら通信制に転校すればいいこと、もし不合格でも行きたい通信制高校があるのだから大丈夫だということを私から娘に話したと思う。その高校には二回チャレンジすることができる。当時の担任の先生は娘が公立高校を希望していることは受け入れつつ、通信制高校へ進学するであろう前提で話をする印象があった。一回受けるだけ受けますか、といった言い方で、公立高校は不合格だと予想した感じがすごく嫌だった。先生はそんなつもりはなかったかもしれないし、登校できていない人が、高校に入った途端登校がスムーズになることなど普通は想像しないので、仕方ないのだけど。娘はどちらかというと、学校には行けない日が続いてくると誰かと話したくなり、家に一人でずっといることを望む子ではなかったので、フリースクールと学校の別室登校を併用し、必ずだれかと交流していた。通信制高校も毎日通えるコースを選択していたくらい。ただ、全日制に進んでも通信制に進んでも、通えなくなる心配は同じくらいあり、進学してみないことには通えるのかわからなかった。だからこそ娘には後悔のない高校受験をしてもらいたかった。

我が家の場合はこうだったけど、選択肢がたくさんある今、正解はない。不登校だから通信制、という決めつけだけはしないでほしい。後悔のない選択を。

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