春があっという間に過ぎ去り、もう日中は夏な陽気の日もあるね。新入学の1年生たちも少しずつ新しい環境に慣れてきたのかな。まだまだの子もいるかもしれない。我が家の1年生は、息子、大学1年生!親元を離れ1人暮らし。今は夫と私と不登校経験者の高校2年生の娘の3人暮らしとなった。息子不在の生活にもずいぶん慣れてきたけど、ふと、息子が夜に塾から帰って来るんじゃないかという瞬間が時がたまにまだある。
小中学校の間不登校を経験した娘も高校2年生。今は毎日休まず登校している。この子は幼稚園の頃からの登園渋りに始まり、小中学校も登校渋り、保健室登校、別室登校、五月雨登校、不登校と色んな状態を経験した。中学校では最終的にはフリースクールと別室登校を併用する形に落ち着いた。
登校を渋るということは一層余裕のない朝を過ごすことになる。他の兄弟もいれば仕事にも行かなければならない。私も職場が近かったけど朝8時〜仕事をしていた。同伴登校をしていた小学校時代。子どもたちが出発する7:25頃には自分も身支度して家事をできるだけ済ませてスタンバイ。学校に送り届けてそのまま職場にダッシュ。そんな生活に慣れることはない。毎日スムーズでもない。職場に着いた頃にはどっと疲れがきて、なんだかもう1日が終わったような感覚だった。今でも娘が登校するとホッとする。
同伴登校をしている時、いつも職場に着くのはギリギリ。なんなら遅刻したこともある。そもそも出勤時間を少し遅らせて欲しいお願いしていた。(まさかの、忙しい主婦たちはここぞとばかり出勤時間を遅らせることに賛同し、全員始業開始が遅くなったっていう💦おかげでその点においては負い目がない😅むしろ感謝されたので良しとしよう)それでもバタバタ、ギリギリ。スムーズに進まない学校までの足取り。学校の玄関や保健室で泣き叫ぶ娘の声。毎朝どっと疲れ、もう仕事も行きたくない、となったことは何度もある。休ませて家でみたほうが良いんじゃないかと退職は何度もよぎった。でも働かなきゃならん家計。もう、完全に登校できないとなれば、家計がどうのこうの言ってる間もなく、子供を留守番させるわけにもいかず、休職や退職に追い込まれる親御さんも多いと思う。リモートできる職種ばかりでもないし、子供をみながらリモートで仕事をこなすのもなかなか集中できなさそう。私もずいぶんと悩んだけど、家に2人でいても煮詰まるだけだとも思い、必死に日々をこなした。どっちが良いとか悪いとかないと思う。
でも、子供が学校行けないからって親が仕事辞めるのどうにかならないの?それとも自己責任だから当たり前なの?答えは見つけられないけど、不登校に限らず、子の医療的なケアやサポートや、親の介護のために休職や退職するパターン、社会が解決するべき問題だと思う。
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