子供にある日突然、「学校行きたくない。」と言われたら、「うん、いいよ。」と言える親、どれだけいるのだろう。1日2日ならまだ心配しつつも穏やかに様子を見れるかもしれない。でも4日5日と続くなら、焦り、不安が募り、子供を責め立てる言葉かけ、やってしまう人も多いだろう。
私は学校に行かない状態をなかなか受け入れられなかった親なので、子供を追い詰め、不安になるような言葉がけばかりしては後悔する日々を過ごしてきた。頭では分かっているの、「休んでいいよ。」の一言で子供が楽になることを、笑顔を取り戻すことを。でもなかなかできなかった。子供の休みたいを受け入れることは、甘やかしになるのでは?このままわがまま放題になるのでは?それとも世間体が気になるのか?鬼のような形相で、無理矢理登校させたことも。
「休みたい。」それはもう限界の状態なのだから休ませましょうだなんて、なんて無責任な、と思ってしまう心狭い私。いつだったか子供たちが通っていた学校のとあるPTA主催で、不登校の講演会が開かれた。何となく参加したのだが、やはり、子供に休みたいと言われたら休ませましょう、だった。参加した保護者は不登校傾向の親とそうでない親と半々くらいだったかな。隣に座った不登校の子の親と、休んでいいよとか軽々言えないよね、それが言えたらどんなに楽だろうって話したことを覚えている。不登校を経験していない参加保護者の感想を私はとても懐疑的に聞いていたのだけど、「うちの子は行きたくないと言ったことはないけれど、休みたいと言ってきた時は休ませようと思う。そうすることが正しいと知れて良かった。」とか多かったと記憶している。本当にこの人たちは、いざ目の前で子供が登校できなくなったとき、そんな対応できるの?そんな落ち着いて対応できるの?だとしたら私は何年もそうできなくて、なんて出来損ないな親なんだろうとも思ってしまった。もちろんできる人もいると思うけど、、、。
その後別日に、心理系の資格をお持ちの保護者さんが主催で、不登校やその傾向のある子の保護者対象の座談会なるものを開催してくださったので、そちらも仕事をやりくりして参加してみた。多いのでね不登校。保護者同士で話せる場を作ってくれたんだと思う。それは大変ありがたいし、不登校の多さが異常だと関心を寄せてくださっているからこその企画だと思うので、そこは感謝している。ただ、正直に言う。無駄だった。虚しさや怒りさえ覚えたよ。だってね、不登校や別室登校をしている子はどんなに頑張って勉強しても、オンラインで授業を受けようともテストを受けようとも、評定がつかない、つきにくい=内申点が低くなる=高校入試で不利になる、そんなことさえ知らない主催者だった。え?そうなんですか?って、、、。
そんなことを知ったうえで、休んでいいよってみんなすんなり言えるのかって話。
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