行き渋り 不登校 助けてくれる人はいつもいた③

小中学校と登校がスムーズでなかった娘。行き渋ったり母子登校したり、保健室登校、別室登校、完全不登校と経験してきた。どれも親である私には必要な経験、人として成長するための出来事だなんて、到底きれいごととしては受け止められない。確かに通常では経験しない子育てをしていて、見方によっては貴重な経験なのだろうと思う。しかし、できれば普通に学校行ってほしいし、わざわざ苦しい思いはしないならしないで済ませたい。それが私の本音。子供が不登校で良かったとか、言えん。未熟な親。

さて、娘はどうなのか。本人だってとても苦しんできた義務教育期間。行きたいのに行けないのか、本当は行きたくないのか分からなくなっているようだった。中学生になると高校受験を見据えざるを得なくなる。否応なしにつきつけられる現実。欠席日数が多い、授業を受けないと評定がつかない、テストだけ受けても評価なし、など受験に不利な条件をたくさん持ち合わせ、進路選択の幅がグッと狭くなる。中二の後半から学校が遠のいていった娘。3年生はほぼ教室に入れない。別室登校して数時間で帰宅するか休むかの2択を経て、夏からはフリースクールを併用。それでも授業を受けていないので評価はしてくれない。どんなに提出物を頑張ってもテストを受けても、通知表は/や1、よくて(2)ばかり。噂通りの通知表である。ただフリースクールを併用するようになり、フリースクールと学校とが連携をとってくださるようになったことで、フリースクールへ行った日は学校への出席として扱われ、提出物は評価に入れていただけるようになり、少し評定がつくようになってきた。(2)とか(3)。驚いたし、すごくうれしくなった私たち母娘。数字での評価など、学校に行くくらいなら死んだほうがましだ、と、命がどうなるのか分からない不登校児にとってはなんてことないものだとは分かっていたつもりだった。それでも目に見える形での評価は娘の自信を格段にあげてくれた。卒業後の進路は通信制高校一択だった娘も、本来行きたかった高校を受験してみたいと思えるまで元気になった。
フリースクールの先生にはとても感謝している。学校現場をよく理解していらっしゃる先生。学校との連携は私の想像を超えるご苦労があられる。
全日制高校への受験を決めた娘は、自分は内申点が低いからと時折不安に駆られながらも、遅れ気味の勉強をフリースクールの先生にも助けていただきながら頑張った。

桜咲く1年前の今ごろ、娘全日制公立高校合格。夢みたいだった。

フリースクールの先生には何度も何度も面談していただいた。学校との連携のアドバイス、受験のこと、他の機関への紹介など本当に親子で元気になる場所へと導いてくださった。フリースクールに入校した頃、親子でどん底、それでもわずかな力を振り絞って飛び込んだ。最後の砦とは大げさかもしれないけど、そんな気持ち。運命がグッと変わった気がする。卒業したあとも時折相談させていただいている。人見知りの娘は最後まで先生とざっくばらんに話すことはなかったのだが、昨日こんなことを言っていた。
「ねぇ、フリースクール、1年ぶりに行ってみたい。」
春休み、行ってみようか!
私、1年生を無事に終えましたって伝えに行こう。娘、1年生終了まで登校はあと1日。本当によく頑張った!私もサポートおつかれ!

いま登校がスムーズでない子もいつも居場所が必ずあるということ。人との縁、タイミング、絶対どこかと繋がってほしい。消えたい、そんな日は私にも何度何度もある。分かる、苦しい、絶望、この子と一緒に、、、。でも諦めない。往生際悪く生きていくのだ。

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