新年度が始まって一ヶ月が終えようとしている。新しい環境に慣れてきた人もいる一方、疲れたり、まだまだ慣れるのに時間がかかりそうだったり、人それぞれなんじゃないかと思う。私自身は職場も部署も立場も変わらずだけど、新入社員の指導にはまあまあ手こずっている( ;∀;)休みがなかなか取れずにいたこの一ヶ月、家庭では息子の後期選抜での大学合格から引っ越しまでの慌ただしいことといったら💦これみんなやってんの??って、世の保護者様に尊敬の思いを抱きつつ、休みの日を指折り数えて日々を淡々とこなしていた。今どっと疲れが来ている私。自分自身のことは変わらなくとも、春って何だか忙しい。
大学に進学した息子は慌ただしい3月下旬を経て、一人暮らしの部屋も何とか落ち着き、大学生活を満喫している様子。第一志望校ではなかったけど、進んだ道を正解にするんだと、旅立った。進んだ道を正解にする、そんな言葉が我が子から聞けるとは思わず、たくましさを感じ、そしてとてもうれしかった。小中学校と不登校を経験した高校二年生の娘にも、そんなことを思える未来が来ますようにと願っている。地元にとても魅力的な通学タイプの通信制高校があり、その高校に進学するつもりでいた娘。私もきっとそこに行くのだろうと8割方思っていた。それでも一度は希望していた公立高校への進学の思いが娘の心の隅っこにはあることを私は感じていたので、娘とじっくり話し、公立高校を受験することに。無事合格。喜びとともに押し寄せてきた、通えるのだろうかという不安。大きなチャレンジは試練でもある。けれど娘は自分の足で歩けている。努力もする。周りの助けを借りながら前に進んでいる。発達特性のある娘には過酷な場面はいくつもあるけど、それはどこに行っても同じこと。社会で生き抜いていける力をいまは蓄え中。笑顔全開の日も、癇癪を起してしまう時もある。娘には目標とする職業があり、それが頑張る力となっている様子。今の学校に行ってことでより具体的になった夢。叶えられるよう、私はそっとサポート。娘もまた頑張りすぎて疲弊してしまわないようにすることが大事。自分の特性とうまく付き合っていけるよう専門家の力もお借りし、自分らしさを貫いてほしい。進んだ道を正解にしていこう。
子育てって正解がないし、自分の関わり方が正しいのか間違っているのか本当に分からない。だけど子供たちはそれぞれのペースで確実に成長している。日々の子供たちの姿や発言の中に、時折ものすごくハッとする時が私にはあり、間違ってなかったんだと、自分の子育てを肯定できる瞬間がある。そんな時は素直に自分を褒めることを意識している今日この頃。ハッとなるご褒美みたいな瞬間は、決して子供の状態が良い時ばかりではなかったと振り返っている。登校できない我が子のことは否定的にしか見れない時も多いけど、思えばたくさんのことを教えてくれたし、これでもかってくらい親である自分の嫌なところを洗いざらい出させてしまう存在だった。親の経験値と精神領域を何段階も引き上げてくれた娘だと今は思っている。大げさじゃないよ、私はこんなこと本気で思っちゃう人間。学校に行けない、行かない、発達に課題ありの娘にも、登校に関してスムーズだった、いわゆる定型発達の息子にも、同じように自分なりに向き合ってきたつもり。その子に合わせた自分なりの関わり。みんな本当によく頑張って子育てしていると、周りからも頑張る力をたくさんもらってきた。決して笑顔がたくさんの子育てではなかったけどね。もっと力抜いて良かったんだけどね。それができなかったのも私だね、と今なら思える。
世の中はゴールデンウイーク初日。今年はとびとびの休みで何かフワフワするんだけど、休み明けにまた頑張れるよう、私も充電しよう。
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